先日、哲学カフェに参加しました。
哲学カフェとは、身近なテーマに関してみんなでじっくり話し合い、ともに考えるプロセスを楽しむ場です。
「哲学」とついていますが、できるだけ日常の言葉を使って、自分たちの身近な問題に引きつけて話します。
テーマは【『仕事』って何?人は何のために働くの?】でした。
その時に印象に残ったことについて書きます。
印象に残ったこと
特に印象に残った話は次の3つです。
1.お金を得るために働く
お金がないと生活できません。
多少嫌な仕事も、お金のためにやらなければなりません。
ただ、生活するためにどのくらいお金が必要かによって、それほど働かなくて良い場合もあります。
2.”天職”なら仕事をすること自体が目的になる
天職に就けたのであれば、お金を得るために働くというよりも仕事をするとお金も貰えるという感じになるのではないでしょうか。
天職について、「環境・才能・好き」の3つの合計値が一定以上に達すると天職になる、という話がありました。
1つでも突出しているものがあれば、その職に就かざるを得なくなります。
『かんなぎ』というマンガの6巻に出てくる話だそうです。
3.家事・介護・PTAは仕事か?
お金は貰えないし好きでもないとしても、やらなければ生活できないことがあります。
これは「仕事」なのでしょうか?
それを「自分ごと」としてやるなら仕事ではないし、「他人ごと」としてやるなら仕事になるのではないでしょうか。
まとめ:仕事と趣味と生活
自分ではあまり意識していませんでしたが、私は”天職”に就いているようです。
好きというのがすごく大きいです。
だからこそしんどい時も乗り越えて来たし、才能が無いと感じても「才能無いとやったらあかんなんて誰が決めたんや!」と思って続けて来られました。
好きなことを仕事にすれば、嫌々仕事をしなくてもよくなるかもしれませんが、好きなことが嫌いになってしまうリスクもあります。
また、労働力を搾取されるというリスクもあります。
だからこそ、敢えて好きなことは仕事にしないで趣味にしておくという選択もあると思います。
仕事と趣味と生活のどこにどれだけエネルギーを注ぐか、ということなのかなぁと思いました。
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