先日、哲学カフェに参加しました。
哲学カフェとは、身近なテーマに関してみんなでじっくり話し合い、ともに考えるプロセスを楽しむ場です。
「哲学」とついていますが、できるだけ日常の言葉を使って、自分たちの身近な問題に引きつけて話します。
テーマは【『自分』とは何か?】でした。
その時に印象に残ったことについて書きます。
印象に残ったこと
特に印象に残った話は次の3つです。
1.意識して作っている「自分」
仕事中の自分、家での自分、友人と居る時の自分など、ある程度意識して作っている「自分」があります。
同じ「仕事の自分」でも、転職して職場が変わると「仕事の自分」もその場所の雰囲気などに合わせて変わることもあります。
つまり、外の世界に合わせて自分を変えていきます。
色々ある自分のうち、どれが本当の自分なのか、そもそも本当の自分なんてあるのか、さらには本当の自分というものは必要なのか、という疑問が出てきました。
2.言葉にできない無意識の部分にある「自分」
何かを判断するとき、自分なりの正義に基づいて判断しています。
その正義は、はっきりとは言い表せないけれど自分の中にある「核」のようなものから形作られています。
その「核」は、幼少の頃に受けた教育や環境から作られるものでしょう。
3.他者がいないとわからない「自分」
自分は「サバサバしている」と思っていても、周りの人が「結構しつこい所がある」と思っていることもあります。
占いを見て初めて「自分ってこういう所がある!」と気が付くこともあります。
自分のことは自分ではわからない面があります。
まとめ:哲学カフェは自分を知ることでもある
今回参加して気が付いたのは、私は人の精神的な苦悩に興味を持ちすぎるということです。
苦悩する所が、人間というものの魅力だと感じます。
だから今の仕事が楽しいし好きだしそれ以外のことなんてできないと思うんだろうなぁと…。
哲学カフェは、人と話すというだけではなく、自分の意識していない部分について知ることができるんですね…!
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