【感想】『科学的に幸せになれる脳磨き』

時々、なんとなく気持ちがしんどい時があります。

そんな時に『科学的に幸せになれる脳磨き』という本に出会いました。

本の中に「人に何かをしてあげること、人の幸せを思いやることというのは、自分の幸福感を長続きさせる効果がある」ということが書いてありました。

ということは、人に何かをしてあげることによって人も助けられるし自分も幸せになれる!!

これを使えば、なんとなく気持ちがしんどい時も乗り越えていけるかなぁと思ったので、今回はこの本を紹介します!

『科学的に幸せになれる脳磨き』

内容<amazonより>

世界最先端の医学脳科学を研究してきた科学者が見つけた「幸福学」。
脳の使い方を変えると、「思いがけない力」が発揮される。最新の研究を含む255の論文から導いたエビデンス。

印象に残ったところ

印象に残ったところは3つあります。

恩恵的感謝と普遍的感謝

感謝には2種類あります。

恩恵的感謝
親切にされたり、良いことがあった時などにする感謝。


普遍的感謝

感謝の気持ちをいつも感じている心のあり方のこと。特別なことがなくても、生きていることや、家族がいてくれることなどに感じる感謝の気持ち。

恩恵的感謝だけをしていると、エゴが強くなり、次第に気持ちが暗くなり、長期的にはうつ傾向を強くします。

一方、普遍的感謝の状態にあると、何か人のために役に立ちたい、もっと何かやりたい、新しいことにチャレンジしたいといった思いが強くなり、成果が出やすくなります。

感謝を習慣にする

感謝が習慣化していないと、普遍感謝の状態になるのは簡単ではありません。

そこで、感謝の小さな種を見つける努力をして少しずつ感謝を習慣にしていきます。

例えば、朝、職場で「おはようございます」と挨拶するようにします。

他にも、お店で買い物をしたときにレジの店員さんに「ありがとうございます」と言うようにします。

さらには、バスから降りる際に運転手さんに「ありがとうございました」と声をかけるようにします。

このような行動を繰り返していくと、感謝できるところは本当にいくらでもあるのだ、ということが見えてきます。

感謝することを習慣づけていくと、「感謝の脳回路」が鍛えられてきて、あらゆることに感謝できるようになります。

楽しむとうまくいく

オリラジあっちゃんがよく言っているのですが、嫌々勉強すると頭に入りにくく、楽しいと思って勉強すると頭に入りやすくなります。

これは勉強だけではなくて、何かをやろうとする時全てに言えることではないでしょうか。

この本の中で、千葉ロッテマリーンズの監督をしていたバレンタインさんが、チームのピンチの時に「楽しいねぇ」と言って選手を励ましていた話が紹介されていました。

何かやろうとするとき、楽しもうとすることは重要です。

人のために何かをしてみる

なんとなく気持ちがしんどいというのは、「やる気が出ないけど頑張らなきゃ」と思う時に起こりやすい気がします。

そんな時は、自分のためじゃなくて人のために何かしようとすると、頑張れるかもと思いました。

人のために何かするために、まずは周りに感謝してみようと思います。

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