少し前ですが、「パラサイト 半地下の家族」を観ました。
カンヌ国際映画祭で最高賞に選ばれてから気になっていたのですが、明るい物語ではなさそうだし観ようかどうか迷っていたら、
映画好きの同僚が「面白かった!」と言っていたのでやっぱり観てみました。(笑)
面白かったのでその時感じたことを書いておこうと思います。
映画の紹介
内容<オフィシャルサイトより>
全員失業中。日の光も、電波も弱い“半地下住宅”で暮らす貧しいキム一家。
大学受験に失敗し続けている長男ギウは、ある理由からエリート大学生の友達に家庭教師の仕事を紹介される。
身分を偽り訪れた先は、IT企業を経営するパク社長一家が暮らす“高台の大豪邸”。
思いもよらぬ高給の“就職先”を見つけたギウは、続けて美術家庭教師として妹ギジョンを紹介する。徐々に“パラサイト”していくキム一家。
しかし、彼らが辿り着く先には、誰にも想像し得ない衝撃の光景が待ち構えていた―。
ツイストを効かせながら猛烈に加速していく100%予測不能な展開。喜怒哀楽、全ての感情が揺さぶられる、唯一無二の最高傑作が誕生した!
印象に残ったこと
特に印象に残ったことは次の3つです。
1.シリアスなテーマだけど暗すぎない
貧しいけど楽天的でユーモアがあるキム家のお父さんのキャラクターが良い味を出していました。
主人公のギウと妹が家の中で「Wi-Fiの電波が無くなった!」と言ったら、お父さんが「探せばある!」って言ったり、(そして実際探せばトイレにあった)
家族で内職としてピザの箱折りをしていたら、高速で箱折りをしている動画を見たお父さんが真似してドヤ顔で高速でやったけどクオリティが低くて怒られたり…。
それから、裕福なパク家の奥さんが高慢ちきじゃなくて純粋な所も、ギスギスした感じにならないで済んでるようです。
越えられない階級の差というシリアスなテーマを扱いながら、暗くなりすぎないように工夫されているんだろうなと思って、そこが面白かったです。
2.半地下の臭い
恐らく「越えられない階級の差」を表している、「半地下の臭い」が印象的でした。
パク家のパーティー中にパク家の旦那さんが、キム家のお父さんの臭いについ「臭い」と鼻をつまんでしまい、あのいつも楽天的なお父さんがキレて理性を失ってしまう場面は衝撃的です。
3.盛大に立てたフラグ
パク家が全員で旅行に出かけて、その間にキム家がパク家の豪邸で好きに過ごすという盛大に立てたフラグのシーンが結構長い!!!
絶対突然帰ってくるからずっとハラハラする!!!
シリアスとユーモアのバランスが絶妙
映画って本よりも情報量が多いので、何を話せばいいのかわからないなぁと思ったのですが、せっかく観たのでアウトプットしてみようと思って頑張って書きました。
結果、何が言いたいのかよくわからない内容になってしまいました…。
でも文字にすることには意味があると思うので、今後もチャレンジしていきたいです!
とりあえず、シリアスとユーモアのバランスが絶妙な映画だなと思いました!
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