先日、哲学カフェに参加しました。
哲学カフェとは、身近なテーマに関してみんなでじっくり話し合い、ともに考えるプロセスを楽しむ場です。
「哲学」とついていますが、できるだけ日常の言葉を使って、自分たちの身近な問題に引きつけて話します。
テーマは【あぁ、忙しい!】でした。
その時に印象に残ったことについて書きます。
印象に残ったこと
特に印象に残った話は次の3つです。
1.物理的に忙しい、心理的に忙しい
「忙しい」というのは、やることが多くて時間がないという「物理的」な忙しさと、
「あれもこれもやらなきゃいけない!」と思う「心理的」な忙しさがあるのではないか、ということです。
逆に、「暇」という状態は、単に「やることがない」というよりも「やりたいことがない」のではないでしょうか。
2.充実感がないと不安
生産性があると思われることをしたり、他人に「自分は忙しい」ということをアピールできるような「充実感」がないと、不安になるのではないでしょうか。
そこには、「時間がもったいない」という意識や、「何かしなきゃいけない」という思い込みがあるのかもしれません。
3.スマホに隙間時間をつぎ込んでしまう
ちょっとした時間でもスマホを確認してしまうため、ぼーっとする時間がなくてずっと忙しいのではないかということです。
これは、スマホが人の注意を引くように設計されているから起っていることだと思います。
その話はこの本に載っていました。
ちなみに私はガラケーです!(笑)
まとめ:何もしない時間は無駄なのか?
この哲学カフェに参加してから、ずっと心の中に残っていることがあります。
「何もしない時間は無駄なのか?」ということです。
私は面倒くさがりなので「生産性のあること」をするのが面倒です。
「あぁ、忙しい!」と言うよりも「あーしんど」と言う方が圧倒的に多いです。
何もしない時間や生産性のないことをするのは「無駄」なんでしょうか?
「何もしない時間」があるからこそ、やりたいことややらなきゃいけないことが出来るんじゃないかと思います。
…とは思いますが、自己啓発本を夢中になって読んでしまうのは、やっぱり「充実感がないと不安」なんでしょうね…!
もうしばらく、「何もしない時間は無駄なのか?」は私の中でトレンドになりそうです。
コメント
おはようございます。哲学カフェの感想ありがとうございます!何もしない時間は無駄なのか?は、「何もしない」と「無駄」という2つの言葉をまず検討する必要があるかもしれませんね。
コメント有難うございます!嬉し恥ずかしです…!返事が遅くなってすみません。
「何もしない」も「無駄」もなんだか哲学的です。