こんにちは!紺です!!

公認心理師として精神科病院で働きたくて、心理学を学んでるけど、
精神保健福祉士も良いかもしれないなぁ…。
公認心理師と臨床心理士、どっちが自分のやりたい仕事に近いのかな…?
どうやって決めればいいのか、ヒントがあったらいいなぁ…。
こんな疑問にお答えします!!
この記事を読んでわかること
- 公認心理師と精神保健福祉士の患者さんへの関わり方の違い
- 大学院進学する場合、しない場合のその後
この記事を書いている私は、公認心理師、臨床心理士、精神保健福祉士の資格を持っており、精神科での勤務経験は8年ほどです。
現在は精神科病院で精神保健福祉士として勤務しています。
今後の進路に悩んでいる方へ、私の経験をふまえて解説します!
公認心理師と精神保健福祉士の患者さんへの関わり方の違い
心理職の精神科病院での主な業務は、心理検査やカウンセリングです。
そのため、患者さんと直接関わる時間が短く、細く長く関わることになります。
患者さんとがっつり関わる精神科デイケアで勤務することもありますが、どちらかと言えばその業務は精神保健福祉士が担当することが多いです。
一方、精神保健福祉士の精神科病院での主な業務は、退院支援や入退院調整です。
生活支援のために訪問看護に行くこともあります。
これらの仕事は自分から患者さんに会いに行ってがっつり関わっていきます。
≫精神保健福祉士が精神科病院でどんな仕事をするのかについてはこちら
どちらのスタンスが自分のやりたい仕事に近いか、イメージしてみてくださいね。
大学院進学をする場合、しない場合
大学院進学する場合
公認心理師の資格を取得するには、基本的には大学院進学が必要です。
進学するとなればお金も時間も気力もかかります。
さらに、進学したからといって給料がそれほど高くなるわけではないことも覚悟が必要です。
正直に言うとコスパは悪いです。
そのため、「大学院進学をしてでも心理学を学びたいか?」ということが判断の大きなポイントとなります。
私の場合は、進学するかどうかを見極めるために障害者支援施設でアルバイトをやってみました。
その経験から「自分は福祉ではなく心理学を学びたいんだ」と判断しました。
大学院進学しない場合
精神保健福祉士の資格を取得するのに大学院進学は不要です。
進学せずに就職すれば、早く自分のやりたい仕事ができます。
経験も積んでいけます。
いくら学校で勉強しても、実際に働いてみないとわからないことはめちゃくちゃあります。
働きながら自分で勉強することもできます。
また、社会人経験をしてから必要性を感じて大学院進学をするのは遠回りというわけではないと思います。
社会人経験があれば、大学院での学びの質はより深いものになるでしょう。
まとめ
公認心理師と精神保健福祉士のどちらの資格を取得するかについて、
- 患者さんとどう関わっていきたいのか?
- 大学院進学をするのか、しないのか?
という2点が判断の大きなポイントになるかなぁと思います。
どちらを選んでも、患者さんがより良く生きていけるように話を聞いて一緒に考えていくという点では共通しているので
大きく「違った!」ということはないんじゃないかなと思います。
人生は長いので、最短距離じゃなくても試行錯誤しながら進んでいきましょう!!
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