文楽が気になる

趣味

最近、文楽が気になってます。

文楽とは、三味線を伴奏楽器として太夫が詞章を語る「浄瑠璃」に合わせて、3人で遣う人形によって演じられる人形劇のことです。

文楽のことはまだあまりわかっていないのですが、すごく気になっているので紹介します。

 文楽との出会い

文楽を初めて観たのは大学生の時でした。

大学のキャンパスの中に「文楽のチケットを特別価格で販売します」というチラシが貼ってあったので観てみることにしました。

チラシは文学部の教授が貼っていたもので、教授がチケットを売ってくれました。

こういう出会いがあるのは、大学の面白いところだなぁと思います。

初めて観た文楽の演目が何だったのか忘れてしまいましたが、その時の印象は「かっこいい!!!!」というのが8割と、「よくわからん…」というのが2割くらいでした(笑)

ただ、めちゃくちゃ興味を持ったわけではなかったので、その後続けて見に行くことはありませんでした。

誘われてまた観に行く

それからしばらくして、職場の先輩が文楽が好きだということがわかり、一緒に観に行こうということになりました。

その時も「かっこいいなぁ」と思いましたが、太夫さんの声がなんだか心地よくて、少し寝てしまいました。

観に行ったのは確か「仮名手本忠臣蔵」の通し上演だったと思います。

『あやつられ文楽鑑賞』を読んで行ったので何となく話の流れがわかって面白かった覚えがあります。

「塩谷判官切腹の段」の緊張感がすごかった。

その後、続けて行こうとはならなかったのですが、また別の人から誘われます。

私がよく参加している読書会の企画で文楽を見に行こうというものがあったんです。

その時は文楽鑑賞教室という解説付きで、「菅原伝授手習鑑」を観ました。

参加したのは3人だったのですが、私以外の2人は一瞬寝てました(笑)

私はその時は眠くならず、しっかりと全部観ることができました!

それから、文楽が気になりはじめていて、文楽に関係する本をいくつか読みました。

読書会で教えてもらった、浄瑠璃の新訳を載せた本とか

直木賞を受賞した『渦』とか。

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 ビビっときた!

それでも続けて観に行ことうはならず、またしばらく文楽のことは忘れていました。

ある時、新しい趣味を見つけたいなぁと思って図書館の「芸術」のコーナーを何となく見ていた時に、文楽の本が目に入っていくつか借りました。

『恋する文楽』という本を読んで、技芸員さんがどんな人かとかを知ってて観ると面白いかもなぁと思ってたところに、通勤電車の中に文楽公演のポスターが。

…なんかビビっときました。

そして先日、観に行きました。「新版歌祭文」と「釣女」。

チケットを買ってから当日まですごくわくわくしてて、観たらやっぱりかっこよくて。なんかしっくりくるというか。

時間があっという間に過ぎました。

また観たい!と思ったので次の公演も観に行くつもりです!

良さをお伝えできるほど文楽のことはわかっていませんが、なんかじわじわ来るということは確かです…!

今後も引き続き、レポートしていきたいと思います!

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